2007年11月1日(木)
(医)杉の会 杉本クリニック 開院20周年を迎えました。


院長の挨拶
 お陰様でこの11月1日をもちまして杉本クリニックは開院20周年を迎えることができました。これもひとえに皆様のご理解ご協力の賜物であり、その大きなご恩には感謝の言葉もございません。1987年に前院長杉本茂が、総社市を中心とした地域にも透析医療を担う施設をという思いで当院を開設致しました。当初は透析患者さんが十数名、院長以下職員が十名程という陣容でスタートし、以来20年様々な出来事がありましたが、皆様に支えられ共に乗り越えて現在の姿まで成長することができました。
 思えばこの20年で日本の社会のありようも、我々を取り巻く医療の環境も大きく変化しました。当面は進行に歯止めのかからぬ人口の高齢化、そして少子化に代表される労働力の不足という問題は総社で診療を続ける我々にも重くのしかかる課題ではあります。しかし日々患者さんに降りかかる様々な問題に対処し、またつねに新しい診療技術の導入と医療環境の向上を続けていく姿勢に今後も変わりはございません。地域に根ざす小規模の医療機関として、他の医療機関の方々と密な協力態勢を維持し、院内においてはベテランの力と若手の活力をほどよく溶け合わせて、顔の見える暖かい医療の提供をこれからも心がけて参ります。どうか皆様ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

                        杉本クリニック 院長  杉本 太郎